【菰野町】
江里佐代子展-華麗なる截金の世界-
日時:2008年10月1日(水)~12月25日(木)
場所:パラミタミュージアム
☆截金(きりがね)は、純金箔を数枚焼き合わせたものを鹿皮の盤上で竹の刀で細く切り、それを筆先につけて貼りながら文様を描き出す技法。6世紀に仏教とともに大陸から伝えられましたが、仏教美術の凋落、金泥技法の出現などで衰退し、少数の截金師により細々と伝承されて来ました。
江里佐代子(えり さよこ)は、日本画、染色などを学んだのち、仏師の江里康慧と結婚、夫の作る仏像荘厳のために截金の技をひたすら追求。平成14年、57歳の若さで重要無形文化財「截金」保持者(人間国宝)に認定されました。その後は、京都迎賓館の建築壁面装飾を手がける一方で、截金を多くの人々に知ってもらおうと身近な工芸作品に截金を施す活動も行いましたが、日本文化を紹介するため訪れた欧州の地でたおれ、62歳で帰らぬ人となりました。
この展覧会では館所蔵の江里作品と平安仏所に残された作品を一堂に展示し、早世の芸術家の業績をたどります。
